合同練習の際の注意事項
冬場もボチボチ合同練習をやっていきますが、安全のためのルールを守らないと、集団走行の練習のチャンスであり、質の高い練習ができる合同練習で悲惨な事故が発生してしまいますし、最悪の場合、自転車仲間を殺してしまうことにつながります。
合同練習に参加する際は、以下の注意事項を厳守して参加してください。
①信号待ちの自動車の横をすり抜けていかない。
自動車の横をすり抜けていくと速くて楽かもしれません。
しかし、左折巻き込みや、ドアを開けられて衝突する可能性があり、自動車を巻き込んだ事故で、自転車のイメージ低下につながってしまいます。
②信号のある交差点での右折は2段階右折で。
信号のある交差点を右折する際に、自動車について曲がっていく自転車乗りをたまに見かけますが、 自動車ドライバーは自転車が交差点の真ん中にいて右折するなんて状況は考えていません。
信号のない交差点では、後方を確認したうえで右折してください、車が来ているようでしたら、止まって車に先に行ってもらうなど安全を確保したうえで右折してください。
③手信号で合図をする。
初心者で片手放し運転が苦手な方、急ブレーキの際など手で合図ができない場合は声を出して指示・合図をしてください。
路面のマンホールやくぼみなどは、その場所を指差すか、障害物のある側の手の平を開くなどして合図しましょう。
④ホイールを横に重ねない。
障害物が飛び出してきた時など前走者がラインを変えた時に、前輪をとられて落車につながります。
⑤車間距離を詰め過ぎない。
スピードの上げ下げや急ブレーキの際に突っ込んでしまいます。
また、前走者が転んだ際によけきれず乗り上げてしまいます。
目の前で何が起きても対応できるだけの車間距離で走りましょう。
1~2mあけていても十分ドラフティング効果は得られます。
コーナーの多い下り坂・急な下り坂は特に長めにとりましょう。
⑥周りの状況を見渡す。
練習で周りの状況を見渡して状況を把握し危険予知をすることで、レース中に周りの状況を見渡して危険予知を判断して落車に巻き込まれるリスクを減らせます。
合同練習に参加される1人1人のマナーが、楽しい合同練習につながります。
安全運転で合同練習を質の高いものにしていきましょう、安全運転ほど速い走り方はありません。
注意事項を守れない方は、自転車仲間の安全を考えず、自己中心的な走りをしているものとみなし、合同練習参加はお断りします。
安全運転でよろしくお願いします。